求められるFPの理想像とは?

本来ならば知りえないであろう顧客の個人的な情報を基にライフプランの構築や
現在の家計状況の見直し、改善点の提案などを行うのが、FPの主な役割です。
仕事の特性上、顧客の詳細な情報を取り扱う事になりますから、
専門知識だけでなく、確かな人間性と極秘情報の管理能力が問われる職種だと言えます。
限られた相談時間内で顧客からの確かな信頼を勝ち取る事こそがより、重要となる訳です。

 

特に、"限られた時間内"という点が鍵となるでしょう。

 

例えば、人生初となるライフプラン作成の相談の為にある顧客が訪れたと設定します。
人生初ですから、FPという肩書を持った相談役と話をするのも初めての経験ですし、
どこから話し始めればいいのかもわからない様な状態です。

 

そんな時、専門知識は豊富であっても、
コミュニケーション能力に乏しい担当者が担当したとしたらどうでしょう。
あまり感情を表に出さず、淡々と通り一遍の業務を行うだけ、
もしくは、マニュアル通りの質問をただ畳みかける様に投げかけるだけだとしたら?
おそらく、この顧客は自身の正確な個人情報を伝える気にはならないでしょうし、
例え情報を提供したとしても、その場限りの相談で終わってしまう確率の方が高いでしょう。

 

逆に、初対面であっても人を和ませる様な雰囲気を持った担当者や、
ある程度の雑談を交えながら会話をスムーズに進められる能力を持った人が
担当した場合はどうでしょう。
緊張した面持ちの顧客であっても話し易くなるでしょうし、
これから長いことお世話になるかもしれない目の前の担当者を、
じっくりと観察する余裕も生まれるかも知れません。

 

ただ質問を投げかけるだけでなく、顧客の話を親身に聞く姿勢、顧客から与えられた情報を基に
短時間でも有益なアドバイスを提供できるスキルまで求められるのがFPです。
楽しく会話をしながらも顧客の性格や動向を素早く読みとり、
顧客それぞれに合わせた話しの進め方ができれば、
短時間内で大きな信頼を得る事も十分に可能と言えます。

 

更に、専門とするライフプランの構築のお手伝いや家計の見直し、
改善のアドバイスを行う為には、日々目まぐるしく変化する経済動向にも敏感であるべきでしょう。
持ち得る法律や経済、金融に関するさまざまな知識と共に、
時代や今後の経済の流れなどを素早くキャッチする高い洞察力も要求されると言えます。

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